感染症とワクチン
急ピッチで進む、感染症治療薬およびワクチン開発
感染症とワクチンの研究は、公衆衛生に大きな影響を与える点で特徴的といえます。サイネオス・ヘルス®では、感染症チームに属する一人ひとりが、この重要な責務を果たすべく専念しています。
当社の治療領域別組織体制のもと、感染症専科のチームには、この分野に関する幅広い専門知識が備わっているだけでなく、世界中の実施医療機関および治験責任医師との親密なパートナーシップを築くことができます。常日頃から重要視されている医療施設関係は、とりわけ感染症パンデミックのような事態では底力を発揮します。
業界リードとしての実績
- 細菌学、ウイルス学、菌類学、その他の関連する疾病/症候群に関する幅広い専門知識
- インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス、肺炎球菌など、通常よくみられる感染症から、エボラウイルス、ジカ熱ウイルス、COVID-19(コロナウイルス)な新型感染症まで、様々な感染症の予防ワクチン、治療ワクチン開発をサポート
- 医薬品、生物製剤、医療機器の各分野における、抗感染症薬および免疫薬の開発サポート実績
- あらゆる患者集団を対象とする第I相試験(ヒトに初めて投与するfirst in human(FIH)試験と免疫原性試験)への対応を含めて、第I~IV相試験に対してグローバル水準の包括的サービスを提供
- 専属の薬事エキスパートと各地域の担当スペシャリストが、グローバル規模の計画とスタートアップをサポート
- 微細に変化する規制要件や当局に示される厳しいタイムラインに応じるための専門知識
パートナー企業と連携して、COVID-19をはじめとする新型感染症の脅威に立ち向かう
- ジカ、エボラウイルス、その他新型ウイルスの脅威に対する共同試験を含め、新型感染症、公衆衛生上の緊急事態やバイオ医薬品による対応策に関する組織的/個々の実績
- Vaccine Catalyst Site Networkへのアクセス(本ネットワークは、ワクチン研究に注力し、試験の迅速なスタートアップと実施、高品質な被験者データの取得を実現する弊社プロセスに沿って高実績を上げている、30以上の施設で構成されています)
治験実施医療機関との連携
- 治験実施医療機関との長きにわたる堅固な協働関係によって迅速なスタートアップ、予測可能性、かつ複雑なロジスティクス要件に関する円滑調整が可能となります。
- アジアから欧州、アフリカ、オーストラリア、およびアメリカに至る諸々の国スタッフ/人材が、臨床研究の様々な業務に対応
対応可能なサポート及び対象プロジェクト
- グラム陰性桿菌による複合的な院内感染(例:複雑性尿路感染症、ヘルスケアおよび人工呼吸器関連肺炎)
- グラム陽性菌による感染症(例:菌血症、心内膜炎、急性細菌性皮膚感染症、骨髄炎、およびマイクロバイオームに関連する急性/再発性のクロストリジウムディフィシル感染症)
- 侵襲性真菌(例:アスペルギルス症、カンジダ菌血症)
- HIVおよび肝炎、その他、課題の多い呼吸器合胞体ウイルスや他の呼吸器感染症